言  の  葉

ともすれば
   二度のお礼も
      欠くるなり
三度の箸は
      忘れざる身も

この歌は、先年 西楽寺の報恩講に来られた清岡隆文先生が教えて下さいました。
「二度のお礼」とは、朝夕にお仏壇にお参りし、如来さまにお礼をすることです。

ところが、これがなかなか難しい。
朝は朝で忙しく、夜は夜で気がつけばフトンの中。

でも、朝・昼・晩と「三度の箸」、つまり自分のお腹を満たすことは忘れません。
なぜでしょう?。

答えは一つ。自覚症状があるからです。反対に自覚症状のないことは、忘れます。
自覚症状のないことを続ける方法もただ一つ、<習慣づけること>だそうです。
朝ご飯の前に顔を洗う習慣がある私たちは、洗わずにご飯を食べるのは気持ち悪いものです。

同様に、「仏さまにお参りしないで箸を持つと、どうも落ち着かない…。」
こんなふうになれば、しめたものです。

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