西楽寺では、毎朝6時半からお朝事(おあさじ=朝のおつとめ)があります。

ご門徒がたくさんお参りされて法話がある瀬戸内地方のお寺の常朝事(じょうあさじ)とは異なり、西楽寺では、定時に喚鐘を撞いて正信偈のおつとめ(和讃 6首繰り読み)・ご文章拝読で終わる「朝勤め」というものです。

それでも、私の生まれる前からですから、少なくとも60年以上の間、毎朝必ずごいっしょにお参り下さるご門徒が何人かありました。

時には1人になったときもありましたが、やがてまた3 ~4人になったり、不思議と絶えることはありませんでした。

 

しかし。
昨年秋に毎朝、喚鐘を鳴らしてくださったMさんが体調崩され、あと1人の方も今月から休まれて、ついに 寺内以外のお参りは0人になりました。

お寺の門前7件が空き家となるほどの過疎化のなかで、抗うことのできない事実は受け止めるしかありません。

それでも、外部からのお参りのあるなしに関わらず、西楽寺では 毎朝6時半に喚鐘が鳴り、寺内で朝のおつとめを致します。

時代や周りが移ろい、変わりゆくとも、変わることなくつづけていくことがお寺の使命。
どなたが、いつお参りくださっても、ごいっしょに朝のお参りができます。

ただいま、新たなご縁、模索中。