Life Navigation from Amida Buddha

文字サイズ

JIIN'SつれづれBlog

派を超えて


その土地、その地域ごとに いろんなお寺があって、ご縁を頂く度にさまざまなシゲキをいただきます。

昨日と今日はその土地柄ではなく、私の浄土真宗( 西本願寺)とは、派が異なる真宗佛光寺派の お寺さまに永代経 降誕会法要のご縁をいただきました。

お内陣ご本尊向かって左側の脇壇には 蓮如上人ではな
く、同派中興の祖 了源上人の御影が厨子に安置されています。
輪灯や三具足(燭台・香炉・花瓶)の形も違いますし、
もちろん、演台の上には御文章箱もありません。
同じ正信偈でも 節が全く異なって、とても すぐに一緒におつとめはできません。
南無も「なも」ではなく、「なむ」です。
(南無を「なも」と読むのは 本願寺派だけと聞いています)

それでも、同じ親鸞聖人のみ教えをいただくわけですから、別段 普段とお取次の内容を変えることは
ありません。
お参りの門徒さまも、 同じように温かくうなづいて聞いて下さいました。

夜にはご住職さまより、派外の視点から見た本願寺派を聞かせて頂き、とても新鮮でした。これまた、シゲキ的なご勝縁を有難うございました