人生の栞

答 え

「よく曲がった松だなー」と、そのまま見ればいいのです。

曲がった松をまっすぐに見ようとするのは、曲がった見方です。
同様に、まっすぐな松を曲げて見るのも、曲がった見方です。

曲がった松を よく曲がっている、と見るのが まっすぐな見方です。
同様に、まっすぐな松を 真っ直ぐだな、と見るのも まっすぐな見方です。

 

解 説

いかにも 一休さんらしい話ですね。
仏教では「如実知見」といって、ものごとをあるがままに 見て(受け止めて)いくことが正しい見方だとします。

私たちは、つい自分中心というメガネをかけて、見るものを曲げてしまいます。
天気ひとつでも、雨が降ったら「いい雨」だったり、「あいにくの雨」だったりするわけですから…。

でも、そんなふうに曲がっている見方をしてしまう自分を、「すぐに曲がった見方をしてしまう私だ」と知らされることは 如実知見でしょうね。

こうして わが身が知らされるのが 「ナモアミダブツ」なんです

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