人生の栞

とある看護学校で、学生たちが「入棺体験」を行った…そんな新聞記事があったことを近所の住職さんが教えてくれました。

それは、葬儀社の協力を得て、実際の納棺と同じ手順を踏んで棺の中に入り、フタを閉めてしばらくそっとしておく…という「本格的」なものだったそうです。

ともすれば、間違いなく引き受けなければならない「死」をごまかし、たとえ目を向けたとしても、他人事として見てしまう私たちに、否が応でも「死」を自分の問題として提示する厳しい「実」体験だといえましょう。

体験後の学生たちの感想はさまざまでした。

「棺の中にいる自分をのぞき込まれるのが辛かった。患者さんに接する自分の姿と重なった」といいいます。どれほど気持ちを込めたとしても、上から覗き込めば、それは見下したことに他ならないことが知らされます。

そして、約半数の学生が、「死の見方が変わった」と答えています。
「死んだら 骨と灰になると思っていたが、そうではない」
「死 は それで終わりではなく、始まりである」
漠然としながらも、こんな感想をかなりの学生が持ったと聞きます。

死んで終わりでないのなら、どこへ行くのか?
その答えを持っているかいないか、それが生きる意味と姿勢を変えていくことでしょう。

さて、あなたの答えは?
※検索エンジン等で 「入棺体験」で検索したところ、この学校は、長野県の飯田女子短期大学看護学部であることがわかりました。もっと詳細をしりたいのですが、残念ながら今のところ不明です。どなたかご存知の方がありましたら、教えて下さいm(__)m

人生の栞(もくじへ)