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仏前結婚式kekkonsiki

▼ 仏さまの前で…

っ~?、ブツゼン・ケッコンシキ?
お寺は葬儀や法事をするところのじゃないの?

前結婚式の話をしたときの友人の反応です。
残念ながら、どうやら、これが 今の 一般的な受け止め方のようです。

や、披露宴も自宅ではなく、ホテル・旅館で行われるようになり、結婚式は日本の神様であろうと西洋の神様だろうと関係なく、信じているかどうかもお構いなしで(ファッションのごとく)、お宮や教会で行われています。

も、ついこの前(50年ほどですが)までは、家庭のお仏壇の前で、つまり仏さまの前で、結婚式(=祝言 しゅうげん という素敵な響きの言葉の時代)が行われることは決して珍しいことではありませんでした。

思議なご縁で出会った二人が、これからの人生の拠り所として仏さまの教えをいただいていく。表向きは良くても、何が起こるかわからない二人のこれから、どんなことがあっても変わらない、間違いのない仏さまに認められて その歩みを始める。これが仏前結婚式の意義でしょう。

ういう意味では、最近耳にする、「人前結婚式」というのは、どんなもんで しょう。二人を見守る「人たち」は、きっと確かな、間違いのない方々なのでしょう。でも、そこには人間至上主義とまではいかなくとも、どこか「おごり」 「傲慢」があるように思ってしまうのは、考えすぎでしょうか。

▼ こんな感じ…(仏前結婚式レポート)

西楽寺で結婚式を挙げられた小川知興さん・田中雅代さんの結婚式を一例にご紹介します。
これは本堂での挙式ですが、ホテルでも行うことができます。

仏前結婚式次第(ご本堂)

①開式
②新郎新婦入場
③司婚者登礼盤
④勤行(おつとめ)
⑤司婚・誓いの言葉
⑥記念念珠授与・交換
⑦法話
⑧新郎新婦焼香
⑨媒酌人焼香
⑩親族代表焼香
⑪式杯(新郎新婦の杯)
⑫合掌・礼拝
⑬司婚者退場
⑭式杯(親族一同の杯)
⑮新郎新婦退場
⑯閉式

■ 所要時間は 25分くらいです。
■ 仏前での式の感想をお聞きしました。
○ 会場が本堂なので、親族以外の友人まで立ち会えた。
○ 厳かな雰囲気がよかった
○ 法話を通して、結婚の意義が深まった気がする。
○ 正座が辛かった(新郎新婦は椅子なのですが…。今後の検討課題です)

▼ どうして結婚するの?

なんでも Q&A 「 結婚って、何?」

▼ どうしようもない新郎新婦

新郎の○○君は、頭脳明晰・責任感があって頼りになり・仕事もよく…
新婦の△△さんは、成績優秀・料理は上手・いつも笑顔で忍耐強く…。

ひと昔前の披露宴での来賓祝辞は、一種の儀式みたいなもんで、聞く側も恥ずかしくなるような、美辞麗句(ホメホメ言葉)のオンパレードでした。(最近は、そうでもなくなってきたようですが)

さて、弟の結婚式で、亡くなった父親の代わりをつとめた、新郎のお兄さんが披露宴で両家代表として挨拶をされたました。

ただ今、ご来賓・友人知人の皆様よりいただきましたご祝辞は、勿体無いほどお褒めのことばかりでした。

なるほど、会社や人前では、そのように振舞っているかもしれません。しかし一皮むけば、そのご祝辞の内容とは程遠い、自分勝手でわがままな、未熟で至らない、どうしようもない二人(新郎新婦)です。

今、そんな どうしようない二人が寄り添い、おぼつかない足取りでその歩みを始めようとしております。

思いますに、ご祝辞のとおりの立派な二人ならば、放っておいてもうまくやってゆくことでしょう。

しかし、とてもとても 至らない二人ですから、今日ここに ご披露の宴を催し、皆さま方のお力添えをいただくよう、お願いさせていただくことです。

どうぞ 二人をくれぐれもよろしくお願いします。と深々と頭を下げられました。

立派な二人のそつない披露宴で終わらせたくない、お兄様の本音に ただただ、うなづくばかりでした。

▼ ホテルで仏前結婚式!

仏前結婚式は、何もお寺でなけれれば挙げられないってことはありません。ホテルの一室をお寺代わり利用してこんなふうに演出してみました。(こんな感じ…仏前結婚式レポート その2)

仏前結婚式次第(ホテル)

①開式
②新郎新婦入場
③勤行(おつとめ)
④司婚・誓いの言葉
⑤記念念珠授与・交換
⑥指輪交換
⑦法話
⑧新郎新婦焼香
⑨媒酌人焼香
⑩親族代表焼香
⑪式杯
⑫合掌・礼拝
⑬閉式

■ 所要時間は 20分くらいです。
■ 費用的にも、神式とほとんど同じ(らしい)です。
■ ホテルならでは「制約」と「スッキリさ」があります。